2020
5/09
【vol.9】直感に頼りましょう
特別企画【健康力アップ無料セミナー】vol.9
本日は9回目「脳科学」です。
前回の「イメージ」からのつながりでもありますが、直感の大切さについてです。
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「直感に頼りましょう」
直感というと、よく「ビビッと来た!」「ピンときた!」というのが知られていますよね。
他にも「理由はないけどなんとなく」というのも立派な直感です。
こういった「直感」や「ひらめき」というのは、潜在意識(無意識)から発する自分にとって、有益で必要な気づきです。
頭で論理的に考えて決断するよりも、直感はより信憑性が高く、損得勘定なしに、自分にとって必ず正解を出してくれる先生のようなものです。
ですので、何か決断して行動する際は、直感やひらめきに頼った方が良い結果がでます。
「そんなの本当かな」という方には、顕在意識と潜在意識のことを少しご理解いただくといいです。
人には2つの意識があります。よく例えられるのが氷山です。
あなたがもし海面にいるとすると、視界に入るのは、海面上にあるほんのわずかな部分(=顕在意識)。
氷山の実体のほとんどが海中にある(=潜在意識)なんて思いもしません。
割合は、顕在意識3~10%、潜在意識90~97%です。
人間は子供から成長していくにつれ、顕在意識が発達し、論理的、理性で物事を考え、判断や決断をし行動しています。
「これがあーでこーなってAだから、んーどうするかな、やっぱりBに決めよう」が顕在意識。
「なんとなくだけど、Bの方が良い気がする」これが潜在意識による直感での判断です。
人は常になんらかの選択肢があり、決断と行動を求められて日々生活しています。
ちょっとした買い物一つでも、不意な事故やコロナへの感染の危険を回避するのにも、常に判断を迫られていますよね。
直感力には2種類あります。
・「理由はないけどなんとなく」という<なんとなく直感>
・「ピンと来た!」という<センセーショナル直感>
直感の例をあげてみます。
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例1)
私事です。ネット注文した物を自宅で楽しみに待っていましたが、たまたま宅配時刻をいつもより大分遅くに設定していたためか、お風呂も食事も終わり、お酒を飲みながらボーッとテレビをみて、完全に忘れていました。
すると、いきなり「ビビッ!」と宅配のことが頭によぎりました。
ほんといきなりでした。「あれ、宅配!?」と思ったら1分後「ピンポーン」と。
例2)
赤ちゃんや幼児の遊びの中で、大人からみると「ちょっと危険だな」というようなことに、トライする機会ってあります。
そんな時は、「最低限の安全を守ってあげるのを前提で、大人はむやみに手を出さず見守るのが良い」そうです。
例えば、滑り台やジャングルジムなどを登ろうとする時、よくお尻を押して手助けしてあげたりする行為。
経験がほぼゼロの幼児は、とにかく直感がよく働きます。
自分が本当に危険な領域には直感が鋭く働き、決して踏み込んだりしないそうです。
ところが、逆に手助けすることで、能力以上の領域まで連れていくことになり、逆に大けがしてしまう可能性が高まります。
例3)
会議ってありますが、会議中はそれこそ思考に思考を重ねて、論理的にあーだこーだと考えます。
ところが、会議中にいいアイデアが出ないことってよくありますよね。
あれは顕在意識をフルに働かせているからです。
ところが、帰宅中の車内だったり、入浴中だったり、寝る前などの潜在意識優位のときに、ふと良いアイデアが急に浮かぶことがよくあります。
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人間は1日6万回思考をくりかえすといわれています。
その一部を声に出していますが、声に出すにいたらないけど、自分の内なる声が直感です。
心の声である直感に耳を傾ける意識を普段していないと、せっかくの直感もスルーされてしまいがちです。
直感に気づかず、論理的な判断をして思わぬミスをしてしまうこともよくあります。
直感は自ら発しなくても、雑誌やテレビや周りの人の言葉からも、面白いように感じ取ることもできるようになります。
自分に必要な情報をキャッチできるのも、直感力ですので、ぜひ拾ってあげて従うのもいいと思います。
さて、前回の「リアルイメージ」の続きです。
毎日のようにご自身の未来のリアルなイメージを妄想体験していくと、潜在意識にインプットされます。
すると、潜在意識は現実に起きていることと錯覚し、それが現実となるように、直感で色々気づかせてくれます。
そこで選択肢、決断し、行動につなげていくことが、とてもとても大事です。
・コロナの危険を回避すること
・体にいい食材選び
・消毒のタイミング など
どんな行動をすべきか、その選択や判断を論理立てて結論出すことはもちろん大切です。
「なんとなくこっちの気がする」というような感覚も、素直に受け止め、スルーしないこともぜひトライされてみてください。
ちなみに、心身に疲れを溜め込んでいる方は、副交感神経が働きにくいので、直感も鈍ります。
心身のケアもぜひ。
ちなみに、よく右脳派(直感タイプ)、左脳派(理論タイプ)といわれますが、そういう話を脳の専門家の方の前ですると失笑されるそうです。
人間には別にどっち派というのはなく、どっちも存在するのです。
どっちがより機能しているかの違いです。両刀がベストですね。