特別企画【健康力アップ無料セミナー】vol.29

赤いバラ

朝の散歩中にキレイな花を見つけるとちょっと嬉しい。

さて、今回は28回目ですが、いよいよ残り3回となりました。

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「先入観や執着を手放す」

非常事態宣言が解除されました。

まだまだ課題は山積みですが、色々好転していくことを切に願います。

さて今回は「手放す」です。

1、先入観や固定観念について

健康に関する「先入観」や「固定観念」。

前もって抱いている固定的な観念を「先入観」。

その先入観からさらに容易に変えられなくなった考えが「固定観念」ですよね。

寿命、持病、遺伝、年齢の壁、医者の診断結果、健康診断の数値など、捉え方は人それぞれですが・・・

『 自分に都合の悪い先入観や固定観念は手放してみる 』

という方法があります。

「こういう病気になると大変」とか「うちは〇〇家系だから」とかありますよね。

常識なのか、先入観なのか、固定観念なのか。

実際、この記事をご覧いただいている方々にもおられるかもしれません。

「うちの家系はこういう病になりやすい」

「この持病はもう一生治らないと思っている」

「加齢だからこの痛みは仕方ない」

「医者にそう言われたから、もう諦めている」

このような「自分は何々だ」「こういう考えは当たり前だ」という思い込みは、正しいか正しくないかは別にして、潜在意識に強力に刷り込んでいるようなものです。

脳にひたすた「私はこうです」と疑いなく肯定しているので、それが現実化するのは脳科学的にはとても自然なことです。

 

もちろん、ある程度統計が取れて裏付けされているものもあるので、一定の信ぴょう性はあると思います。

自分にとって都合の悪い先入観や固定観念が、自分に当てはまる場合。

こういう時に避けたいこと。

「あー私はきっとそうなんだな」「そういうものだから仕方ない」

と、まだ確定していない未来に対して、思考を止めて固定してしまうこと。

さらにもっと避けたいのは、それにより「感情」と「意識」を一緒に落としてしまうことです。

「自分なんかどうせ」とか「私はダメだな」とかです。

それは、脳科学的に見ると、とてももったいないことです。

そういうデータは確かにあるのを認めた上で、自分に不都合なものは一旦手放してみることも必要ではないでしょうか。

ご自身でそれを固定化してしまうことで、より現実の経験としての確率が高まります。

しかし実際、そういう「常識がぜんぜん常識ではなかった」例って山ほどありますよね。

例えば、大病ではないですが、当院をご利用された方。

かなりひどい痛みやしびれなど、病院で検査や治療を受けたけど、良くならない。

「もう治りません。諦めてください」とさじを投げられたケースが、何度もなおっています。

もちろん、患者様は大喜びです。

 

これは別に施術の自慢をしているわけではなく、そういうことは世の中に溢れています。

ただ、病院の先生の話は聞かなくていい。薬は飲まなくていい。暴飲暴食してもいい、ということではないですよ。

結果としてまだ起きてもいないことに、「こうなるだろう」と意識や観念が偏りすぎてしまっている場合。

「ひょっとしたら先入観や固定観念で、そう思い込みすぎていたかも」

と客観的にその “常識” を見直してみることです。

価値観の違う人の話を聞いてみたり、本を読んでみたりすることも良いと思います。

自分に都合の良いデータを見つけるのもいいですね。

「あーそういう捉え方もありかも」

「いける!」

と意識の先を変えることが大事だと思います。

感情への向き合い方、意識の向け方、直感を大切にするなどは、vol.(3、 4、9、13、27)辺りをご覧ください。

逆に、ご自身にとって都合の良い先入観や固定観念って、何か思い当たりますか?

「うちは長生き家系だから、私も長生きしそう」

「あーもうこの病気は怖がらなくていいんだ」

「いくつになっても体は鍛えられる。年齢は関係ない」

「この薬を飲めば一発で治る」など色々あります。

このような自分に都合の良いものは、楽観的に受け止め「やっぱりそうだよね!」でいいと思います。

 

2、固執や執着心について

健康に執着をしていない方は、健康に全く不安材料がないか楽観的な方です。

健康に執着している方は、健康じゃないかと言ったら実はそうではありません。

基本は、健康だけど、健康を失うかもしれないことに恐怖心を持っている方です。

「固執・執着」というのは、「恐怖心・強い欲求」の表れです。

例えがあまりよくないですが、ビギナーズラックってありますよね。

私も経験がありますが、初めてのことに挑戦したときは、欲がなにもなく挑戦しているので、信じられない勝ちをもたらすことが多いというものです。

例えば

「元気になりたい」「健康になりたい」

という欲求が強いというのは、裏を返せば

「=今は元気ではない」「=今は不健康だ」

というのを、潜在意識に肯定しているようなものです。

「病気になりたくない」「ケガだけはしたくない」

というのは

「=病気やケガをしたらどうしよう」

と自分がそうなったときのイメージが脳裏に浮かんでいます。

語弊があるといけませんが、極度に恐怖心や強すぎる欲求を持ち続けるより・・・

「まーこの願望必ずしも100点じゃなくて70点で十分合格かな」

くらいのスタンスでいた方が、脳科学的には良いのです。

新型コロナウイルス対策としてよく言われることに「正しく怖がる」ってありますよね。

100%絶対に大丈夫とはどなたも言えないと思いますが・・・

正しい情報や知識を入手することはもちろん、

「確かに怖いけども、ちゃんと落ち着いて対策や行動をとっているし、免疫高める様々なことをしているから大丈夫」

と恐怖から離れることだと思います。

病気のことを考えたくないのに、病気のことを考え、病気を心配すればするほど、病気に近づきます。

「君子危うきに近寄らず」という言葉があります。

「自ら危険なところに近づかない」というような意味ですが、わざわざ自分から意識を悪い方に近づきすぎないことはとても大事ではないかと思います。