【この記事の目次】
1.副交感神経を高めるのが大前提
2.本当に悪者?ストレスへの誤解
3.交感神経を意識的に高める
<副交感神経を高めるのが大前提>
「とにかく副交感神経を高めましょう!」
と、その大切さはしつこいくらいに、この症例成果でもお伝えしています。
世の中、ストレスが原因で体調を崩されている方がとても多いです。
ストレスにより、自律神経の交感神経(活動神経)が過剰に刺激され続け、副交感神経(休息神経)が不活性になって、起きています。
なので、基本、ストレスが原因で体調が悪い方は、副交感神経をしっかり刺激し、活性化させてあげることが大切になります。
当院の施術の目的もその要素が大きいわけです。
<本当に悪者?ストレスへの誤解>
「ストレス」ってすごく「悪者扱い」「目の敵」になっていますが、実はなくてはならないものというのはご存じでしたか?
極端な例を出した方が分かりやすいと思います。
こんな方は存在しないと思いますが、仮にストレスを全く受けない人がいたとしたら、交感神経を刺激する要素が少なくなるので、副交感神経が過剰に働きすぎて、それでもバランスは崩れます。
そもそも「ストレス」という単語はかなりの頻度で日常会話で使われます。
皆様が使われている「ストレス」の多くの意味が「精神的ストレス」だと思います。当然「肉体的ストレス」も存在します。
ストレスは医学的には「種々の外部刺激が負担として働くとき,心身に生ずる機能変化」のことを指します。そのストレスの要因となる要素を「ストレッサー」と呼びます。
つまり、ストレスは私たちの身の回りに溢れているのです。
暑さ寒さ、気圧、満員電車、騒音、過度な運動、花粉、睡眠不足、不規則な生活、栄養不足、酒、タバコ、病気、手術、薬など。
当たり前すぎて、思いつかなかったものも多いでしょうがこれらも立派なストレスです。
<交感神経を意識的に高める>
リラックスや休息の副交感神経。緊張や興奮の交感神経。
ストレスにより、交感神経が優位になっている方が多いのは周知のとおりです。
副交感神経優位タイプの方は、交感神経優位タイプの方よりも、病気にはなりにくいかもしれません。
しかし、日中、活気活力あふれた生活からは遠ざかってしまうかもしれません。
自律神経のバランスでは、副交感神経をしっかり働かせるというのがいつもテーマになりやすいですが、交感神経と副交感神経のバランスが大切です。
念のためですが、血圧が上がる、心臓がバクバクするなど、交感神経を過度に刺激するような日常的な精神的ストレスは、ないに越したことはありません。
それとは別に自らプラスの意味で交感神経を働かせて刺激することはとても大切です。
具体的な方法は、ズバリ日中の運動です。
運動はジムやジョギングやスポーツだけではなく、掃除や洗濯や買い物もやりようによっては、運動に匹敵した交感神経の刺激になります。
身体動かして汗かいて疲れるようなことですね。
そして、交感神経をしっかり刺激してあげることが、自律神経のバイオリズムを作り、副交感神経を高めることにもなるのです。
ぜひ、不足気味の方はできるところから始めてみてください。
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