【この記事の目次】
1.膝が固まり伸びないご症状
2.変形はないけど膝が痛いケース
3.膝の関節に負担が大きい状態
4.固まって伸びない膝への施術内容と効果
<膝が固まり伸びないご症状>
じっと同じ姿勢でいて、動き出す時に、膝が固まって痛く、うまく伸ばせなかったり、曲げられなかったりというご経験ありませんか?
自動車を毎日のように運転される50代の女性のMさま(仮名)。ピアノの講師もされている方です。
膝は痛いとかはほとんど感じたことはないそうですが、 最近、運転して降りるときやピアノをしばらく弾いて立ち上がる時、「左の膝が曲がったままでうまく伸びずに痛い」というご相談でした。
<変形はないけど膝が痛いケース>
膝が痛いと、老化で変形する「変形性膝関節症」とすぐに発想されがちですが、変形していなくても、膝の痛みが出るケースはいくらでもあります。
座る姿勢が悪かったり、膝の運動量が少ない生活習慣や、左右のバランスが悪かったりすると、膝を動かすための筋肉(太ももの筋肉)の血流も滞りがちです。
筋肉が縮んだり緩んだりの「収縮弛緩(しゅうしゅくしかん)運動」もうまくできなくなります。
そして、このような状態は、必然と膝関節も冷えやすくなりますのでじっとしていたりすると、一時的に固まったようになるのです。
<膝の関節に負担が大きい状態>
〇椅子(床)から立ち上がるとき、膝がうまく伸ばせない
〇朝起きるとき、膝がうまく曲げられない
なども同じケースです。
こういう動きが悪いときに注意すべきは膝の軟骨です。膝の軟骨は消耗品のため、すり減った軟骨は元には戻りません。
固まった後、うまく曲げたり伸ばせたりできている感じがしても、可動域があまりよくない状態は変わらないので、歩行時や階段の上り下りの際に、膝関節に負担がかかりやすくなっています。
軟骨は少しずつすり減っていく段階では、痛みを感じないことも多いです。
ヒザ痛があることに気が付いたときは、だいぶすり減っていたというケースもよくあります。
膝が固まる以外にも、時折違和感を感じる場合は、5年後10年後を意識して、座り方に気を付けたり、ストレッチしたり、動き出す際に軽い膝の柔軟運動をされたりすることをオススメいたします。
<固まって伸びない膝への施術内容と効果>
ちなみに、M様に行った膝に関連する主な施術内容です。
〇カラダ全体の骨格バランスの調整
〇膝を動かす筋肉を中心としたほぐし
〇ゴムチューブを使い関節の可動域をひろげる
施術後は、膝も軽く感じていただき、固まる感覚は消えたそうです。
当院では、ヒザ関節の周りにゴムチューブを縛り、関節の可動域を良くしたりする施術も必要に応じて行っています。
即効性があり、終わったあとは膝がとても軽く感じるのが利点です。
膝の動きは曲げる伸ばすの2つだけに思われがちですが、実は曲げるときに内旋(内側に捩じる)、伸ばすときに外旋(外側に捩じる)動きもあるので、この4つの動きを回復させることを意識した施術が基本となります。
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