【この記事の目次】

1、整体やマッサージに求めること

2、整体する側の主張

3、肩こりが返って悪化し頭痛になってしまった

4、肩こりの正しい施術法

マッサージに行ったのに楽にならなかった肩こり

<整体やマッサージに求めること>

「つらい部分に時間をかけて、気持ちよくほぐして欲しい」

「終わったあと、体が楽になっていたい」

患者さまにとって、整体やマッサージを受けるとき施術者に求めている基本的なことだと思います。

「せっかく貴重なお金と時間を費やすのですから、最低限これだけはやってね」

というのが普通です。

<整体する側の主張>

次に施術者側として、「全身ほぐし」の場合、一般的に上半身の体幹に時間をかけて、足や腕にはあまり時間をかけないのが普通で一般的です。

それは、肩や腰など上半身に症状が集中するのもありますし、大事な背骨があり、内臓を守ってもいるので優先度としては、足や腕より高くなるのが自然です。

<肩こりが返って悪化し頭痛になってしまった>

専業主婦のSさま(40代)は、日々の育児の疲労が色濃く、特に肩こりがつらくて、近所のマッサージに行ったそうです。

あれ?背中メイン?そんな施術内容でしたが、黙っていたそうです。

結局「背中が硬くなっていましたよ」と後で言われ、肩がつらいのに、肩はあまりしてもらえず、その日の夜、頭痛がひどくなってしまいました。

その後、市川市で整体院を探して見つけられたと伺いました。

Sさまが受けた施術のように、背中が張っているから、主訴ではなくてもしっかりほぐすというのは実は正解です。

背中が肩こりの原因にもなることは十分ありますし、張っている部分を見過ごすのはいいことではないです。

お体を見てそういう意思が起こることは大事だと思います。

<肩こりを楽にする正しい施術法>

ですが本当の正解は、背中もしっかり施術した上で、主訴はやはり一番しっかり診ることです。

理由はいくつかありますが、痛みやコリなどの不快な自覚症状は、脳へのストレスが強いのもその一つです。

「望まれるように主訴を徹底的に長時間ほぐします!」

そういうマッサージ屋さんもあるかもしれませんね。しかし、あまり良い結果は生まないはずです。

例えば、肩こりがつらい方に長時間ひたすらほぐしても、心情的には嬉しいかもしれませんが、一定の時間から効果はすでになくなりますし、今度はもみ返しなどのマイナス面が確実にでてきます。

つまり引き際が大切なのです。これは経験値がかなり必要です。

もちろん、肩こりの原因をしっかりとらえた、内容のちゃんとした施術を行ったという前提での適切時間ですが、時間が短すぎても、長すぎてもダメなのです。

単に肩は何分間がいいというものではありません。ちなみにSさまは、その後とても気にいってくださり何度もご利用いただいております。

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