2020
1/21
痛みや不調の予備軍
最近、ご利用くださっているH様(女性90才)。
当院の現在の最高齢の方です。とてもお元気でいつも沢山お話をしてくださいます。
両膝が人工関節ですが、運動もされていて本当にパワフルな方です。
ただ股関節や膝や足首に不調が集中しやすく、調整を重ね、だいぶ体調が安定するようになりました。
H様がお帰りになられて、次に来院されたのはM様(女性60代)でした。
テニスをする上で不調になりやすいため、主に肩や肘などのメンテナンスのためご利用いただいております。
下半身に自覚症状はなく、特に不自由にされておりません。
ですが、テニスを沢山プレーされた後に来院された際、右足に負荷がかかりやすいのが原因で、うつ伏せの時点で、股関節と膝が変異してねじれているのがハッキリと分かりました。
このまま、歩いたり、テニスを続けると、膝や股関節の軟骨がすり減りやすくなるので、しっかり調整しストレッチをお伝えしました。
自覚症状の有無はありますが、たまたま下半身のケアが必要な患者様が続き、やはり下半身は大事だなという印象を受けました。
特に自覚症状がない方でも、正常な状態と比べて、関節の可動域が悪くなっていたり、筋肉の強い張りがある場合は、「痛みや不調の予備軍」です。
当院では、自覚症状はもちろん優先してケアしていますが、自覚症状のない異変も逃さずしっかりケアすることで、痛みなどの不調の予防も同時に行っております。