2020
2/19
腸内細菌を増やして免疫力UP!
昨日、買い物などで午前中歩いていたら、薬局に長蛇の列が・・・。
開店前でざっと50人ほど。そうです、マスクを求める方たちです。全員買えたのでしょうか。
しばらくマスクの確保活動は続きそうですね。私もタイミング合えば購入しています。
当院でもウイルス対策は徹底していますが、免疫力を高める方法は、先日の「脳科学」など色々あります。
手洗い、うがい、マスクなど侵入を防ぐ方法も大事ですし、侵入しても跳ね返すくらい強い免疫力があるといいですよね。
腸内細菌をバランス良く増やし、腸内環境を整えると、免疫力が高まるという話。
今に始まったことではありませんし、私も以前、腸内環境に精通している藤田 紘一郎さんの著書を2冊読みましたが、とても参考になり、おかげさまで食生活がだいぶ変わりました。
テレビや雑誌でもよく言われているので、ご存じの方も多いかと思いますが、腸内環境を整えるには、「腸内細菌の数を増やす」のが良いわけです。
できれば、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌(善玉でも悪玉でもない)7割というバランスが望ましいですが、今回は腸内細菌を増やすことをピックアップします。
腸内細菌を増やすには、「腸内細菌のエサ(食物繊維)を食べる」のが一番簡単です。
ビフィズス菌だけですと、胃酸に負けやすいので、エサとバランス良く食べるのが効率がいいわけです。
食物繊維には、水溶性と非水溶性の2種類があり、水に溶ける水溶性食物繊維を毎日摂るといいです。
納豆などの豆類、りんご、柑橘類などの果物、海藻類、野菜(ごぼう、アボカド)などですね。オリゴ糖もエサになるので、料理に使うのもありですよね。
便の量は確か3分の1が食事の不要物で、あとは腸内細菌の死骸です。なので、便の量が多い方が腸内細菌が豊富ともいえます。
戦時中は日本人は食物繊維ばかり食べていましたが、アメリカ兵が便の量をみて、日本兵の数を見誤ったという話もあるそうです。
非水溶性は、腸内の掃除をしてくれる役割です。キャベツなどの野菜、きのこ類などです。
少しでもご参考になれば。