2020
2/27
自宅で1分!心身の簡単リラックス法
呼吸は、水や食事より大切です。
飲み食いしなくてもしばらく生きられますが、呼吸ができず酸素がないと数分しか持ちませんよね。
そんな誰でも知っている呼吸の当たり前すぎる大切さ。
「呼吸」は英語で「Respiration」といいます。
「re」は「再び」の意味で「spiration」は「精神性」(スピリチュアルと同じ語源)です。
呼吸は「再び精神性を取り戻す」という役目もあるのです。
このご時世、何かとストレスを感じる機会も多いと言われています。
「ストレス=すべて悪」ではなく、必要で良いストレスもあります。
しかし、ネガティブなストレスが持続すると、確実に交感神経を刺激し、心身を緊張させてしまいます。
そういう時間帯や機会が多い日は、なんだかいつも以上に疲れを感じたり、なかなか夜も気持ちも身体も切り替えられず、リラックスできません。
人が精神的なストレスを感じて、そこから回避したい時。
焦ったり、不安になったり、緊張すると、落ち着かせるために深呼吸を自然にすることがあります。
誰からも教えてもらわずとも本能的に知っています。
それは
<浅い呼吸>=メンタルが不安定になりやすい、不安定になっている状態
<深い呼吸>=メンタルが安定しやすい、安定している状態
であるからです。そこで
「深呼吸をするといいですよ!」
ということなのですが・・・
以前にも記事を載せましたが、身体と意識は密接な関係があり、連動しています。
意識一つで、一瞬で強い力がでやすくもなるし、力が入らなくもなるということが普通に体験できるのです。
深呼吸の際は、ぜひこういう意識で行ってください。
当たり前ですが、思考は脳で行われますよね。
「気持ちを落ち着かせたい」「穏やかに冷静になりたい」
そんなときは、意識をお腹の丹田(おへそ辺り)にまでグーッと下げて、深呼吸をすると良いです。
これをご説明しますと、初めての方や慣れない方は感覚がわからないという方もおられます。
頭で考えるのは、いわば当たり前のことですので、分からないのも理解できます。
イメージ的には、脳みそが「頭」から「お腹」に移動する感じです。
そうすると、頭がスーッと軽くなる感覚や、頭の中が涼しくなる感覚があるのに気が付きます。
この感覚がなんとなくでもわかってくださるといいのですが・・・・。
最初うまくできなくても何度かトライするとできるようになります。
実際の深呼吸の方法です。ご存じの方も多いと思います。
副交感神経が働きリラックスしやすい夜の入浴時や就寝時に行うのがより効果的です。
また、先ほども話しましたが、何かメンタルが行き詰ったときに行うのも効果的です。
緊張する本番前、会議中、入試中、腹が立ったとき、イライラしたとき、焦ったとき・・・などなど。
以下、①~④がやり方です。
① 一度息を全て吐ききってからスタート(いきなり吸うよりもまずは吐く)
② 鼻から7秒で吸う
③ 口から10秒で吐く(吸う倍くらい時間かけるのも良いです)
④ ②③を3セット(3セットで計1分ほどです)
腹式呼吸は「お腹を膨らまして、へこませて」というのがマニュアルですが、そこまでしなくても十分です。
これを使うと、慣れない方はそっちに意識ばかり行き、そして結構疲れてしまう方もいるので、慣れてきた方はトライしてみてください。
腹式を意識しなくても、十分すぎる効果が得られるはずです。
「背中の筋肉が張っている」
「背骨が歪んでいる」
「自律神経が乱れている」
これらは、呼吸が浅くなりやすい原因ですので、当院ではすべての方にしっかりアプローチしています。
当院の整体後に、なんとなく呼吸が深くスムーズになっているのに気づく方も多いのは、そのためです。
体の中でも最も酸素を必要とするところは「脳」と言われています。
呼吸を整えることで、心身ともにリラックスできるので、施術でも大切なポイントです。
「メンタル整体」を希望される方にも、呼吸はエネルギー交換という意味で、深い関係があるので、しっかりお伝えし、相乗効果を高めていただいております。
生まれてからずーっと、休まず機能してくれている「呼吸」はありがたい存在です。
「呼吸」をぜひ大切に・・・。
なんでも気軽にご相談ください。
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