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トライ

本日は19回目、前回の「言葉」の実験編です。

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「言葉の大切さがわかる実験」

vol.14の「感情の大切さ実験」で行ったテストに似ています。

本来、感情も言葉もイメージも意識もまとめて一括で実験できますし、その方が変化も大きく、また日常生活と同じ条件になりやすいのは確かです。

あえて、言葉だけ独立させ、その大切さをお伝えすることにしています。

「感情編」では、「言葉に出さずに、感情だけで表現してください」というルールでした。

今回の「言葉編」では、「感情は入れずに、言葉だけ棒読みしてください」で行ってみます。

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ご家族など2人1組ですると分かりやすいですが、お1人でもできる内容も後程ご紹介いたします。

<2人1組テスト>

①基本テスト

AさんBさんに分かれます。

Aさんは、右腕を肩の高さに横に水平にまっすぐ伸ばしてください(手の平は下向き/左腕でもOK)。

Bさんは片手で、Aさんの肘あたりを軽くつかみ、下げようと力を加えます。

Aさんは、体を痛めない程度に、それに抵抗してください。

それが1回目です。

お互いの力が分かったと思いますが、その感覚を覚えていてください。

AさんがBさんより腕力があれば、下げられなかったですし、Bさんの方が力持ちでしたら、Aさんの腕は45度くらいまで下げられてしまったはずです。

②うで挙上1回目テスト

Aさんは、感情を込めずに5個のマイナス言葉をしっかり言葉にします。

「あーあ、外出できないのイライラするなー」

「今の世の中最悪だよ」

「最近調子悪いなー」

「疲れて体に力が入らないよ」

「病気になるのが怖いし不安」

思いつくマイナス言葉、何でもいいです。

それが終わったら、すぐに①の基本テストを行ってください。

AさんもBさん、①と比べてどうでしたか?

③うで挙上2回目テスト

Aさんは今度は、感情を入れずに5個のプラス言葉をしっかり言葉に出します。

「なんだかんだ、健康でありがたいな」

「最近絶好調だなー」

「リフレッシュできた!」

「いい天気で最高の季節だね」

「自分はこんな中本当に頑張ってえらいよね」

これも何でもいいです。

それが終わったら、すぐに①の基本テストを行ってください。

さて、②と比べて、AさんもBさんもどうでしたか?

②テストは、①基本テストと比べて、簡単に腕が下がったのではと思います。

Aさんは力が入りづらく、Bさんは拍子抜けです。

③テストは、②テストと比べてどうでしたか?

Aさんは力がぐんと入れやすくなり、BさんはAさんが手ごわかったと思います。

AさんBさん両方が実感できなくても、どちらかだけで大丈夫です。

※試してみて、いまいち変化が分かりにくい場合は、「感情×言葉」で構いません。

<1人でできるテスト>

座っている、立っている、寝ているなど条件を同じにして行います。

まずは、落ち着いたリセットされた状態で、深呼吸を2~3回行います。

次に「呼吸が苦しい」を5回しっかり言葉にします。

終わったら、深呼吸を2~3回行います。

どうでしたか? さっきより浅かったり、深くできない感覚分かりましたか?

次に「呼吸がとても楽」を5回しっかり言葉にします。

終わったら、深呼吸を2~3回行います。

いかがでしたか?前回より深く吸いやすい感じ分かりましたか?

これは色々な実験が試せますが、一応、プラス言葉で終わりにしてくださいね。

もし、分かりづらいようでしたら、2人1組や感情も併せて行ってみてください。

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最後に日本人がよく使う言い回しについてです。

謙遜は日本人の美徳と言われることがありますが、謙遜よりも謙虚が私は良いと思います。

なぜならば、日本人の場合、「謙遜=自分を卑下する表現」になりがちだからです。

「Cさん、お若くていつもお元気ですね~」

「いえいえ、もう足腰もかなり衰えて、全然ダメです」☓

「そうですか、Cさんに言われてとても嬉しいです。やる気でちゃいますね!」〇

脳科学的には後者です。