2020
5/24
【vol.24】免疫の現場をイメージする
特別企画【健康力アップ無料セミナー】vol.24
この画像は、白血球の主役「リンパ球」です。
実寸は6~15umサイズ(0.006~0.0016mm)、つまり1/1000センチくらいです。
本日は24回目。今回は「免疫力を可視化する効果」についてです。
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「免疫の現場をイメージする」
私たちの多くは、普段は免疫力のことを考えませんが、風邪を引いたときなどに少し意識します。
「風邪が治りにくくなったなー」
「熱も出ず、鼻水も治まって良かった」とかですね。
自分の免疫力を頭でパッとリアルにイメージできるか、全く何も浮かばないかでは、前者の方がいいはずです。
熱を出しているとき、ウイルスや細菌と免疫系が戦っているときかもしれません。
そういう時に、頭で免疫系が活躍している様子を妄想しながら寝ると良いというお話です。
免疫機能は、白血球によって行われていますよね。
赤血球は「赤血球」という名前の細胞がありますが、白血球は「白血球」という名前の細胞がありません。
好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球を総称して白血球と呼びます。
また耳にしたことがあるという方も多いと思いますが、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)やマクロファージも白血球の種類の一つです。
それぞれ役割があり、細菌専門部隊、ウイルス専門部隊、司令塔、連絡係など役割分担がそれぞれあり、人間の免疫系は支えられています。
それぞれの細かな働きをここでズラズラ書いても面白くないですし、日常生活には役に立ちません。
このマンガ、ご存知でしょうか。
白血球などを擬人化して、とても分かりやすく超オススメなのですが、良かったらぜひ。
試し読みもできますよ。
※「働く細胞」講談社
https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000045249
色々なタイプの白血球がある中、「リンパ球」が免疫系の主役になります。
白血球の35~40%ほどを占めていますが、リンパ球は、脳がリラックスして副交感神経優位の時に血中で増えます。
つまり、心身のストレスが強いときは、リンパ球は減少するので、免疫機能が低下し、感染しやすくなる仕組みです。
vol.8では、未来の望んでいる状況をとにかくリアルにイメージし、それに感情を入れることで、現実化しやすいという話をしました。
例えば、「3年後に健康でコロナの不安や心配なく、家族と外食するシーンを感情までリアルに妄想する」などです。
※参照 vol.8 コロナ後の良い未来をリアルにイメージ
https://www.nemunoki-seitai.com/blog/2382.html
今回は、もっとより身近で、もっとミクロの世界へのイメージ法です。
「免疫細胞の働き」「抗原抗体反応」など、頭の中でイメージしにくいものです。
意識と身体は密接な関係があるとお伝えしてきました。
例1)肩こりがひどい方が楽しみにしていた旅行に行くと、肩こりのことなんて忘れてしまうこともあります。
「肩こりいかがでしたか?」と伺うと「あ、そういえばなかったです」と。
例2)会場の中で5メートル離れた人を、大きな声で呼んでもザワザワして相手に聞こえていない時。
そこで、15メートル離れた奥の壁に声を届かせるイメージで似たような声量で呼ぶと、相手に届きやすくなります。
こういう実験はたくさんあるのですが、どれも即効性がありとても面白いです。
イメージしにくい免疫系の働きをイメージできることで、必要なときに役立てられます。
例えば。
マクロファージという体内の異物を捕食する白血球の一種。
病原体の可能性がある2つの粒子を捕食するため、細胞体を突起状に伸長させている画像です。
すごいですよね。こんなことをしてくれています。
既出のリンパ球は免疫の主役。そのリンパ球がウイルスを攻撃しているところ。
ちょっとポップな画像ですが、よりリアルな画像がご希望の方は、「白血球 画像」と検索すると沢山でてきます。
熱がどんどん上がってきているとき、どう思いますか?
「私の免疫細胞頼む!」ではないですよ?
「うわー、リンパ球とかみんなめっちゃ活躍しているなー。白血球すごいな、ありがたいなー」
とマンガでもリアル画像でも妄想するのが良いです。
免疫系は、ご自身が希望するしないに拘わらず、勝手に毎日24時間体勢で体を守ってくれています。
勝手に働いてくれていますが、指令しているのはあくまでも脳です。
その脳で、よりリアルなイメージを意識すると免疫力が上がると思われませんか?