最近、体を動かす機会が減ったことが原因による不調でお困りの方がとても多いです。
・在宅勤務(リモートワーク)が定着した
・定期的に行っていた運動が控えめにせざるを得ない
・外出する機会が減り、行動範囲が狭まった
こういうお声を春からずっと伺っております。
体を動かすことが好きではない方はまだしも、元々運動をしっかり行っていた方まで、満足できる量ができていないようですね。
体を動かさなくなると、痛みやコリを感じやすくなります。
その大きな原因が「静姿勢」です。
「じっとしている姿勢」のことですが、デスクワークや読書、テレビを見るのも、寝るのも静姿勢です。
反対に動姿勢は、動いている姿勢です。通勤、買い物、家事、運動などです。
「じっとした姿勢をキープ」は、言うなれば・・・、
「もっと頑張りなさい」と”親元” に逆らえず、いつも同じ筋肉ばかりが、無理を強いられているようなもの。
そして、コロナ禍で一層、肩や首、背中や腰などの筋肉に静的ストレスがかかっています。
かといって、あちこち外出できないのだから仕方がないですよね。
最近伺った話では
「家の椅子と机がどうしてもあわなく腰が痛くなる」
「会社にいるとなんだかんだ動き回るけど、動かなくなり立つとき膝が固まった感じがする」
「パソコンばかり見るようになり、肩こりがひどく頭痛がでるようになった」
お仕事の場合、自宅のリビングなどでデスクワークに適していない椅子や机を使わざるを得ないため、その負担も大きいようです。
じっとしている姿勢が増えると、全身の血流も悪くなり、筋肉は硬くなり、その周辺の関節も固まりやすくなります。
「そんなことは、言われなくても全部分かってるよ」
という方も多いと思います。
とはいえ、今年はこういう状況がずっと続くでしょうから、やはり週に2~3回くらいは、少しずつでもできることから体を動かす習慣をつけた方がいいわけです。
ソーシャルディスタンスを保ちながらできる運動はたくさんあります。
柔軟体操、ストレッチ、ウォーキング(散歩)、ラジオ体操など・・・
今はコロナ禍でメンタルの不調も多くなりましたし、体の不調を抱えたまま頑張りすぎると、自律神経の乱れにもつながりやすくなります。
ねむのき整体院では、さまざまな不調のパターンに対し、お一人お一人フィットした施術でお力になれると思います。
いつでもご利用ください。
最後に脳科学的な対処法を一つご紹介いたします。
しんどい時、「あー、また肩しんどいわー」とか「もー腰痛いなー」と文句を言いたくなりますよね。
しんどいのは本当なので、「しんどいのに私ってえらい」と気持ちを認めほめてあげます。
さらに、自分の体に「いつも頑張ってくれてありがとうね」という感情を持ちます。
これできるようになると、実はとても効果的です。
もちろん、整体を利用し、丁寧に労わってあげるのもありだと思います。
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★「えっ何?脳科学って」という方は、以下の過去記事などをご覧ください。
【vol.3】できていることに焦点をあて感謝する
https://www.nemunoki-seitai.com/blog/2329.html
【vol.13】何に意識を向けていますか?
https://www.nemunoki-seitai.com/blog/2455.html
【vol.27】自分の心と体をねぎらいほめる