2020
9/21
痛みの原因は、布団や枕ですか?
首の痛み、肩こり、頭痛、腰痛の方からよくいただくご質問です。
「自分の不調の原因って、ひょっとして寝具かも?」
と思うことありますよね。
今回はそれを簡単に見極める方法をお伝えします。
言われてみれば当たり前なことですが、「あそっか」というお声もよく耳にします。
ご参考までに。
<ケース1>寝る時は痛くないのに、朝起きた時痛い
原因が寝具の可能性 →大
寝ている時は意識がありませんが、その最中に痛みを発症しているということです。
頭痛や首の痛みの方なら、うつぶせ寝で首をずっとねじったままなど寝相に明らかに原因がある場合もあります。
痛みの箇所により枕や敷布団を買い替える選択肢もありそうです。
特に寝具が明らかにへたっていればですね。
<ケース2>寝る時は痛いけど、朝起きたら時は楽
原因が寝具の可能性 →ゼロ
寝ているときに副交感神経がしっかり働き、肉体を休め緩めることができているということです。
ですので、痛みの原因は日中にあるのは確実です。生活習慣などを検証してみてください。
<ケース3>寝る時に痛く、朝起きた時も痛い
原因が寝具の可能性 →小
これも寝具は関係なさそうです。
こういう方はそもそも痛みの程度が強く、ストレスを感じやすい状態です。
寝ていても脳は痛みの信号を受け取っています。
そのため、寝ていても体が緊張しリラックスできず、肉体の回復がうまくできていません。
疲れをどんどん蓄積し、悪循環ですので、すぐさま整体などで原因を取りのぞかれるのが必要だと思います。
以上の3ケースとなりますが、最後に当院での対処法も簡単にご紹介いたします。
ケース1の場合、施術後に、体に負担のかからない寝方をレクチャーすることがよくあります。
ケース2の場合、お体の状態と姿勢などの生活習慣から原因を探り、取りのぞく施術をしております。
ケース3の場合、全身の筋肉の緊張や張りがとにかく強いので、根本的にアプローチすることで、肉体面や自律神経のバランスを改善しております。