「うちの夫、ゴルフした後にいつも腰が痛いみたいで、こないだも帰ってきて横になっていたんですが、そういうのもこちらで良くなりますか？」
と奥様のご紹介で来院されたＹ様（50代男性）。
ゴルフで腰痛になる方は多いですね。
静止した状態から何十回も片方向スイングするという特徴的なスポーツであることや、高齢のプレーヤーが多いのも理由にあるのではと思います。
Ａ様のお体を見せていただくと、明らかに腰椎に歪みがありました。
腰全体が「回れ左」をしているようなゴルフ特有の「ねじれ歪み」です。
この状態が日常的ということは、歩行時や座位でも痛みを誘発しやすいということです。
Ａ様の腰や背中の筋肉の張りがかなり強く、歪みを整えるような施術を丁寧に進めていくと、骨格はだんだん正常な状態に戻っていきました。
仰向け寝も痛かったのですが、それも施術中に仰向けになったときに、痛くないことに気づいて頂けました。
そして次回のゴルフ時。
スイングが楽に感じたり、帰りの車の運転中も以前のような痛み方もなく、「すこし張りを感じるくらい」に改善されていました。
春や秋には月２～３回程コースに出られるそうですが、コロナ禍のため久しぶりの再開後、メンテナンスで来院されています。
当院にも趣味でゴルフをされている方は結構おられます。
私はゴルフの専門家ではないですが、症状や筋骨格の状態などから、痛みの原因は分かります。
準備体操やクールダウン時、ラウンド中に「反対方向への素振り」を習慣化することで、ある程度歪みの予防と筋肉のリセットはできるはずです。
「聞いたことあるけど、実際やったことなかった」
という方もおられます。面倒だとは思いますが、お試しください。
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