今年はとにかくいつまでも暑かったですが、さすがにハッキリと秋を実感できるようになりました。東京近辺は最低気温が10℃くらいの予報もチラホラでて、戸惑ってしまいます。
こういう寒くなる季節の移り変わりは強い痛みが起きやすい傾向があります。
当院では10月に、ぎっくり腰(軽~中程度)数名、首ぎっくり、背中ぎっくりの方が来院されました。
今年の10月は、例年にない暑さから朝晩急に気温が下がったりするなど、ジグザグ気温でした。一日の気温差が大きい時期でもあり、体がついていかないため強い痛みがでやすくなります。
起きやすい箇所は、普段張りを感じやすい、疲れを感じやすい箇所です。筋肉がうまく収縮できないときにふいな動きで強い痛みに移行するケースが一番多いです。
例えば、靴下を履こうとした時、床にあるものを取ろうとした時、椅子から立ち上がろうとした時など。どれも重い荷物の上げ下ろしでは意外になっていないんですね。
なぜかと言いますと、そういう時は気を付けているからです。「気を付ける」というのは「意識する」ということ。いわゆるちょっと「やばそうな部位」に意識しながら動作することで強い痛みはかなり予防できます。
特に「ピリッ」「ズキッ」という痛みが軽くでも走る方は要注意ですのでお気をつけください。