【この記事の目次】
1.自律神経の切り替わりポイント
2.入浴のタイミング
3.入浴後はさぼる
4.それぞれの環境でお試しを
<自律神経の切り替わりポイント>
自律神経のバランスを生活習慣で整えるコツって色々あります。
今回は「夜眠れない」「寝つきが悪い」という方へ。
交感神経と副交感神経は、寝ているときも起きているときも、24時間必ずどちらかが、働いて私たちの体を助けてくれています。
どちらかが必ず働いているということは、切り替わる瞬間があるわけですが、基本的にはゆっくり切り替わります。
例えば、食事。
食事は「顎でたくさん噛んで飲み込んで」という作業の繰り返しですが、これは交感神経の役目。
やがてお腹が満腹になると、満腹中枢が刺激され、副交感神経に切り替わってきます。
食後にだんだんポカポカしたり眠くなるのはそのせいです。
<入浴のタイミング>
夜のお風呂もそうです。
夕食前にお風呂入る方や、色々な習慣がありそうですが、ここで言うのは、「夕食後」と「就寝」の間にあるお風呂タイムです。
15時(午後3時)をピークに交感神経は穏やかに低下していき、夜は基本、日中活発に働いた交感神経から副交感神経に移行していくときです。
そこで入浴をするということは、それをさらに強めることになります。副交感神経の背中を押してあげることになるのですね。
副交感神経が強く働いた状態で布団に入れば、入眠も早く、熟睡もしやすくなります。
<入浴後はさぼる>
今は、お風呂に入り、心身ともにリラックスし、休息モードに切り替わっている最中。
ですが、その入浴後の副交感神経優位がググッと高まってきている時に、ついつい働いてしまう方、働かざるを得ない環境の方がいます。
特に主婦の方、家事を夜しないといけない状況の方です。
せっかく副交感神経がしっかり働いているところから、またどんどん交感神経を刺激してしまっています。
すると、いざ眠ろうというときに、交感神経が元気になっているので、切り替わりが遅くなり、入眠も遅くなるのです。
こういう話は時折させていただきますが、実行していただいて、良い結果が得られる方もいます。
また、自律神経が元々強い方は、こんな流れに逆らう習慣があっても、オンオフの切替えが上手く熟睡できてしまう方もいます。
<それぞれの環境でお試しを>
小さなお子さんがいて、湯舟に入ることがほとんど出来なかったり、共働きで家事をする時間が夜しかなかったり、
色々ご事情はあるかと思います。
お風呂の後にすることをなるべく減らしたり、より体や脳を活性化させることを避ける習慣にしてあげるのも良いと思います。
寝る前にストレッチをしたり、体操をされる方がいますが、体を柔らかくするという意味ではいいかもしれませんが、この行動も交感神経を刺激しますので、眠りが課題の方はどうぞ控えめに。
「私はシャワーだけ」という方は、週1でもぜひ入浴を。
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