【この記事の目次】
1.起床時の痛みなど主なご症状
2.起床時の不調が意味すること
3.人が行動に移すボーダーライン
4.施術後の効果やご感想
5.気づかない疲れにはご注意を
<起床時の痛みなど主なご症状>
先日、初めてご利用された70代の女性(Mさま)のご相談内容です。
〇全身疲れているけども、特に首の痛みや肩コリがひどい
〇朝起きたとき体のアチコチが痛い
〇夜中に2~3度目が覚める
〇整体やマッサージは色々行くが、朝の痛みはあまり変わらない。
<起床時の不調が意味すること>
ポイントは、目覚めと同時に感じる不調です。
朝アチコチ痛みを感じるということ = 就寝中も脳は痛みの信号を受け取っていること。
痛みの信号は交感神経を強く刺激します。寝ているときは、副交感神経だけが働き、交感神経はお休みしています。
すると、痛みの刺激で副交感神経の働きが鈍くなり睡眠の質が大きく低下しています。当然、朝起きたときも、スッキリしません。
<人が行動に移すボーダーライン>
人が行動に移すときのボーダーラインがあります。
例えば就寝中。痛みの信号が強すぎると、交感神経が逆転し、痛くて目が覚めますが、多くの方がここで初めて行動を起こします。
「痛くて眠れないからなんとかしなきゃ」
となりますよね。2回目来院されたときこんな話をして下さいました。
<施術後の効果やご感想>
「先日ここ来た後、ほんと良く眠れて。22時から7時くらいまで1回も目が覚めずにぐっすり眠れたのがとても気持ちよくって。5日間くらいは続きました。」
もちろん、それだけよく眠れたということは、朝の不調も数日間は全然なかったそうです。
正直1回目のとき、首や肩のコリがかなり強い印象でした。
これまで施術されてきた方が、どんな内容でされていたのか分からなかったので、首や肩のあたりは慎重に丁寧にほぐしを進めてました。1回目の施術後、
「いつもそこグッと押して欲しいってところ、やってくれなかったんですけど、全部ちゃんとしっかりしてくれるので、気持ちよかったです」
とお褒めくださいました。ありがたいことです。
<気づかない疲れにはご注意を>
ちなみに「痛み」の感覚があるかないかは、自分ですぐに分かりますが、「疲れ」の場合は慢性化しすぎて自覚していない方もおられます。
これも自律神経が乱れ、睡眠の質の低下に直結します。
ですので、自律神経の乱れによる不調に早めに気づかれ、対処されることをオススメいたします。