【この記事の目次】
1.胃の様々な不調
2.早い回復につながった3つの施術ポイント
3.食欲は健康のバロメーター
<胃のさまざまな不調>
胃の不調をご相談される方がたまたま続いたので、ご紹介いたします。40代男性と70代の女性です。
「みぞおちの辺りが痛い」「横になっても同じ」「背中が苦しい」「食欲がない」
お2人の主なご症状です。
胃の粘膜の状態を見ることはできないので、強い痛みが続くような場合、専門の医療機関への受診をオススメいたしますが、施術により意外にあっさりと回復することもよくあります。
<すぐに回復できた3つの施術ポイント>
実は、男性の方は2回、女性の方は1回の施術で症状が消えました。
当院では主に下記の3つの施術ポイントをおさえることで回復することができています。
それにより胃の「正常な粘膜」「機能回復」この2つを促していきます。
①自律神経系の回復
胃はとくに自律神経の影響を受けやすい臓器です。心身の負担が続き蓄積していたのが、お2人の共通点。
全身の筋肉をじっくりほぐしていくことで、副交感神経をしっかり働かせて優位にし、粘膜へのストレスを減らし回復を促します。
この際に大事なのは、やはり筋肉を深部のコリまで根本からじっくりほぐし切ることです。
ちょっとリラックスできる程度の施術でも回復できるかもしれませんが、時間がかかります。
②背中のほぐし
背中の真ん中(肩甲骨の間の少し下部)に胸椎の6番がありますが、ここからのびる神経が胃と繋がっています。
胃が悪い方はこの椎骨周辺がガチガチにこり固まっていることがほとんどで、ここを集中して周囲からしっかりほぐすことで、胃の神経が正常に復活します。
③お腹ほぐし(腸もみ)
胃にも筋肉がついています。骨格を動かす骨格筋と違い、自律神経の作用で勝手に働く平滑筋がついており、この筋肉の収縮により内容物を運んでいます。
内臓の不調は胃だけに収まっていないこともあり 腸も含めた内臓を、お腹の上から優しくじんわりほぐすことで、腹膜を緩め、本来の状態に戻します。
いわゆる「腸もみ」です。そして遠赤外線のホットパックでさらに奥まで温めていきます。
余程のことがない限り、どの方も施術はうつぶせから入ります。
その途中でお腹がグルグルギュルギュルと鳴り始める方もおられますが、よく「よかったですね」とお声をかけています。
調子が悪い方は「お腹がなったの久しぶりな気がします」という方も。
<食欲は健康のバロメーター>
疲労から来る胃の不調は、食欲にも影響するので、その方本来の元気が失われてしまいます。
そして、明らかに見た目の印象から変わってしまうのが、こういった方々の共通点です。
逆に回復された時のそのご報告いただく際のほっとした笑顔が、私の元気の源でもあります。
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