【この記事の目次】
1.猫背のデメリット
2.猫背ではないのに猫背に見える損な人
3.猫背の原因分析
4.肩内旋型猫背の施術効果
<猫背のデメリット>
悪い姿勢で代表的なのが、猫背です。
猫背は損ばかりで、何も得することがありません。
☓見た目がかっこ悪い(自信なさそうに見える)
☓あちこちの筋肉がこりやすい
☓老けてみえる
☓肺活量が減り、疲れやすく代謝も悪い などです。
<猫背ではないのに猫背に見える損な人>
猫背には実は種類があります。
「背骨が丸くなり、正真正銘の猫背の人」
「背骨は別に丸くないのに、猫背に見えてしまう損な人」
最初のはわかりますが、後のはどういう意味でしょうか?
これは「肩が内旋している人」つまり「肩が前側に入っている人、前に巻き込んでいる人」のことです。
『肩内旋型猫背』です。
本来、肩が開いて、肩甲骨が背中の中心に近づいて、胸が張って、頭が背中にまっすぐ乗っているのが正しい状態。
肩が内旋している人は、猫背をひどくさせたり、もともと猫背ではないのに、猫背に見えてしまいます。
猫背じゃないのに、猫背に見えて、そういう印象を周りに与えるなんて、ちょっと損している気もします。
わざと肩を前にしてみると、すぐお分かりになると思います。当然、肩こり率も高くなります。
肩が内側に入っている状態は、上腕骨が大胸筋などに引っ張られているので、これらの肩の位置に関連する筋肉を緩めることが大切です。
主要筋肉を中心にほぐしていくと、良い姿勢を頑張って意識しなくても、ちゃんと肩が開き、かっこいい状態になります。
それは鏡で横向き姿をご覧になってもすぐわかりますし、呼吸も楽に深くできるのもすぐ分かります。
<猫背の原因分析>
20代女性のMさん。お体の歪みを気にされて、来院されました。
「骨格の歪み、猫背、肩こりをなおしたい」とのことでした。
肩こりはたまにマッサージしてもらっていたそうですが、歪みを人に指摘されるようになり、気にされて整体を探して、当院にお電話いただきました。
しかし、背骨のS字カーブを拝見すると、特にカーブが強いわけでもありません。
背骨だけ見れば、猫背とは言えない正常な状態でした。
やはり、肩の内側への巻き込みが強い、「肩内旋型猫背」でした。
背中などの筋肉の疲労が強く、良い姿勢がキープできないのも原因でした。
<肩内旋型猫背の施術効果>
施術後に、当院の姿見の鏡でビフォーアフターを確認していただくこともよくあります。
しかし、そうしなくても施術後、腰をかけていただいた時点でほとんどの方がビフォーアフターの変化に気づかれます。
座られた時点で「あ、ほんとだ全然違う」と内旋肩が改善され、肩が開いて姿勢が変わったことに気が付かれます。
すると、頭が背中に自然に乗るので、当然肩もこりにくい状態になります。
もちろん、筋肉量も大切なことですので、歩き方や姿勢のコツなどをレクチャーさせていただきます。
ちなみに今回の女性の方は、お話を伺うと、よく腕組みをする方でした。
猫背の方には、腕を組む習慣がある方も多く、腕組みは、肩の内旋を悪化しやすくなるので、5分以上はやめましょう。
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