【この記事の目次】
１．顎関節症のご症状
２．顎関節が歪む、顎が痛い原因
３．顎関節症の整体の施術効果
４．顎関節症の根本療法
＜顎関節症のご症状＞
ときおり、顎関節症の症状をご相談される方がおられます。
・口を開けると痛い（痛くて開けられない）※一番多い
・口の開閉時の違和感やこわばりがある
・片側の顎が詰まってる感じがする
・口の開閉時のクラック音がする（カクカク音がする感じ）
・側頭部（耳の上の辺り）の張り感
・見た目で口角が左右違う など
＜顎関節が歪む、顎が痛い原因＞
顎関節は、上顎骨と下顎骨が耳の下の顎関節によってつながっています。
ところが、肘や膝などの関節のように、骨と骨ががっちり咬み合っている関節とは違い、実は非常に不安定です。
よくご説明する時に例えるのが、公園のブランコです。
大げさに言うと、下の顎が、上の顎にあのようにぶら下がってるだけなのです。
筋肉に支えられている要素が大きいので、ちょっとのことで簡単に歪みます。
・デスクワークで肘をつく（手で顎を下から圧迫）
・片側で食事を噛む
・いつも同じ方を下にする片側寝
これら単発なら影響ありませんが、くせのように習慣づいてしまうと、顎関節は歪みやすくなります。
＜顎関節症の整体の施術効果＞
咬むために必要な筋肉をほぐすのは、とても大事な施術の一つです。
また、頚椎３､４番（首の骨の真ん中）が顎関節と関係していて重要です。
顎が指１～２本分しか痛くて開けられなくなったK様。
ほとんど話すことができないくらいの状況でした。
さすがに、仰向けで顎の調整から始めましたが、頚椎の矯正１回（１秒間）で、一瞬で口が普通に開けられるようになりました。
「あっ！うそ！痛くない、すごい！」と驚かれていました。
こういうケースは多くはないですが、しかし必要な要素です。
＜顎関節症の根本療法＞
歯科医に顎関節症で行くと、ほとんどの場合マウスピースを勧められます。
これは根本療法というよりは、保存療法。
現状より悪化させないことで自然に治るのを待つ方法です。
これでよくなる方もいるとは思いますが、少々じれったいです。
当院では、顎の開け閉めにかかわる筋肉（咬筋など）のほぐしを中心に、顎関節の動きの調整なども行っております。
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