【この記事の目次】
1.どの程度の腰痛ですか
2.腰痛のセルフチェック
3.仰向けで腰が痛い原因
4.ストレート腰椎と腰痛
5.寝る姿勢どれも痛い場合は?
<どの程度の腰痛ですか>
自分の腰痛が、どの程度悪いのかを知っておくと、悪化を防ぐことができます。
首や肩が寝違えたりしても、仕事や家事はなんとかこなせますが、腰痛を悪化させると、日常生活ができなくなります。
できれば、ぎっくり腰になりたくないし、そうなる前に予防したいと誰もが思っています。
例えば、一日中腰痛があるなど、腰痛がひどくなれば、誰でもかなり悪いことを自覚できます。
そういうケースよりも、「時折、痛くなることあるけど、ずっとじゃないよ」という場合。
痛くないときは、腰痛のことは忘れているので、知らないうちに悪化させてしまう方も少なくありません。
<腰痛のセルフチェック>
「こういう姿勢で痛い」「この時間帯が痛い」「こういう姿勢のときは痛くない」
など色々なケースがありますが、自分の腰痛レベルのチェック法を一つご紹介します。
「仰向けで足を伸ばした状態で寝たときに腰が痛くなるか」
ぜひ、フローリングや絨毯や畳など固い床の上で試してみてください。
これで痛い場合はかなり腰の筋肉に疲労が蓄積しています。
仰向け寝が痛い方は、こういう腰痛も持っていたりします。
・立っていると痛い
・椅子から立ち上がるとき痛い・
・中腰から上体を戻すとき痛い(顔洗った後など)」
<仰向けで腰が痛い原因>
腰椎を支える筋肉の血流が悪くなり、緊張がひどくなることで、腰椎や筋肉にかかる負担が大きくなります。
写真のように、仰向けで寝ると「腰椎とベッドや床との間に隙間」ができます。
その隙間があると、腰をググーッと反らそうという働き(腰椎の伸展)が物理的に起きます。
緊張が強い筋肉は、力を入れる(収縮)、緩める(弛緩)、どちらもしずらい状態です。
反らす動作というのは、腰周りの筋肉を収縮させることです。
つまり、仰向けで寝る行為は、悪い筋肉にずっと力を入れ続けているということです。
寝転がって脱力して楽しているはずなのに、腰の筋肉は頑張ってしまっています。痛いに決まっています。
仰向け寝がじっとできなく、すぐに姿勢を変えたくなってしまう方は、かなり悪い状態です。
<ストレート腰椎と腰痛>
補足ですが、腰椎のS字カーブは前わんといい、元々少し反っている状態です。
この反りがなくなっている人を 「ストレート腰椎」と呼びます。
ストレートというのは、腰を丸めているのに近い状態です。
ストレートの方は、仰向け寝が痛い方が多いという傾向があります。
腰椎の反りがない人(ストレート)は、反らすのが基本苦手だからです。
あぐらをよくかく人にストレートは多いです。
そんな腰痛持ちの人が、あぐらの後姿勢を戻そうとすると、痛みを感じたり、腰が固まった感じがする場合があるのは、こういうところから来ています。
こういう方は、悪化させないために、寝るときに腰の下にタオルを引いて、敷布団との隙間を埋めるか、ヒザを立て、隙間を無くすことで、とりあえず楽になります。
<寝る姿勢どれも痛い場合は?>
仰向けはもちろん、横向き、うつ伏せどれも痛い時はどうすればいいのでしょうか。
それ以上悪化させて、ぎっくり腰にならないよう気をつけていただき、どこかで整体などを受けられることをオススメいたします。
寝返りなどするたびに痛むなどの動作痛があれば、そういう対処法が良いと思います。
どんな姿勢でも痛い場合、つまり、楽な姿勢が一つもない場合は、かなり強い炎症が起きているか、内臓の病変も意識しないといけません。
病院での検査も場合によっては必要かもしれません。
当院ではどんな腰痛にもこれまで対処してきました。
様々な可能性を見ながら原因に合わせた施術しているのが好結果につながっています。ぜひ一度ご相談ください。
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