【この記事の目次】

1.ぎっくり腰は癖になるの?

2.ぎっくり腰になる方の共通点

3.なぜぎっくり腰になるの?

4.癖になると思われがちな原因

5.癖にならないよう腰のメンテナンス

腰痛、ぎっくり腰で座っているのがつらい女性

<ぎっくり腰は癖になるの?>

「ぎっくり腰は癖になるってよく聞くけど、やっぱりそうなのですか?」

というご質問をいただくことも時々ございます。お答えはこうです。

「いいえ、決してそんなことはありません。ただ、くせになる人とならない人、ある条件で分かれるんです」

ぎっくり腰は俗称で、正式には「急性腰痛」と言います。

ぎっくり腰になるきっかけは、色々あります。初めての方もいれば、もう何回も経験されている方もいます。

ぎっくり腰を初めて経験された方から「ぎっくり腰はくせになるって周りは脅すし、困ったな」というお話を伺ったこともあります。

<ぎっくり腰になる方の共通点>

もともと、腰の筋肉の血行もまずまずで、目立った骨盤周りの歪みもない方は、普通ぎっくり腰にはなりません。

ぎっくり腰になる方は、どんなぎっくり腰でもハッキリした原因があります。

それは腰回りの筋肉の疲労が蓄積していることは、100%共通しています。

また、骨格の歪みも伴っている方はさらに確率が高まります。

<なぜぎっくり腰になるの?>

結局、ぎっくり腰を発症させる「きっかけ」はこうではこうではないでしょうか。

だんだん自分の上半身を腰の筋肉が支えられなくなってきて、それでも頑張ってたけど、もう無理限界です!となった瞬間が、発症のタイミングなわけです。

「もともと腰痛持ちの方」がなりやすいですが、「腰痛を感じないけど、腰の筋疲労が強い方」もなる場合があります。

ぎっくり腰は、腰の悪い環境が基本ベースとなっているところに、1つは2つそのほかの条件が加わったときに起きるのです。

<癖になると思われがちな原因>

ただ、ぎっくり腰の痛みと不自由さは、個人差がありますが、よっぽどのことがない限り、何週間もすごく痛いままという人はほとんどいません。

安静、湿布、痛み止め、などそれがそのタイミングで適切かは別にして、社会復帰できるようになるものです。

仕事や家事にいつかは復帰しないといけないわけですが、そのタイミングは痛みが和らいだり落ち着いた時だと思います。

痛みがあるかないかは、ほんのちょっとした差です。

脳が感じるか感じないかの違いです。脳が興奮状態から収まったり、休息することで痛みが引いてくることがあります。

しかし残念ながら、腰の過度な疲労蓄積や歪みは、安静にしても、湿布や痛み止め飲んでも、変わることはありません。

でも、日常生活には戻れるようになります。

するとどういうことが起きるのでしょうか。

「ぎっくり腰がようやく治った!」と喜んで、また、ハードなデスクワークや運動、家事や育児など、以前と同じような負担がかかり続けてしまうとき。

腰痛や腰痛がなくても、腰の張りや歪みがそのままであれば、また条件が1つ2つ加わったときに再発します。

条件というのは、気候の変化、残業、寝不足、筋トレ、ジョギング、長距離移動、強い不安や怒りなどの精神的ストレス、肉体的ストレスです。

これが「ぎっくり腰はくせになる」と言えば言えるというわけです。

<癖にならないよう腰のメンテナンス>

なので、ぎっくり腰になる前にお体のケアをして予防することが、正しいメンテナンス方法です。

一度ぎっくり腰になって、痛みが自然と「時間薬」で落ち着いている方は、まず一度、腰や背中やお尻などの筋肉の張り、骨盤や腰椎などの骨格の歪みを調整してリセットしてもらった方が、賢明だと思います。

ぎっくり腰の痛みがいつの間にか消えた方は、「ぎっくり腰予備軍」のまま毎日頑張っているということになります。

それこそ、ぎっくり腰に何度もなり、癖になっている方は「ヘルニア予備軍」です。お体のメンテナンスをされることをオススメいたします。

 

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