【この記事の目次】
1.整体でよく指摘される足の長さの違い
2.足の長さが違う感覚
3.歪みの補正作用
4.足の長さと症状の因果関係
5.骨盤はあくまでも骨格の一部
<整体でよく指摘される足の長さの違い>
体の歪みを気にされて、整体行かれる方は多いのではないでしょうか。
そして、よく指摘されることが多いこと。
「足の長さが違いますね」
骨格の歪みで最もよく言われるものの一つです。足の長さが左右で違う原因の一つに骨盤の仙腸関節の歪みがあります。過去に足の骨折をされた方は、左右差がでることがあります。
ご自身ですでに、気づかれている方もいれば、かなり長さが違うのに全く気づいていなかった方もいます。
<足の長さが違う感覚>
例えば、「左足の長さが2センチ短い」とします。
2センチ短いということは、単純な計算ですと、左足だけ薄いサンダルを脱いで生活しているようなものです。
でも実際にそんなことすると、違和感があり過ぎて、とてもじゃないけど、そのまま一日いるのは無理です。
<歪みの補正作用>
ですが、少しずつ他の骨格の歪みで補ったり、腰やら背中など特定の筋肉を緊張させて、その歪みを補うことがよくあります。
悪い意味で、全身のバランスをキープしてしまうのです。これを「歪みの補正作用」といいます。
「なんとなくおかしいとは思っていた」方はいますが、気が付かない人の方が多いのです。
その状態が勝手に改善されることはないので、そのまま生活を続けていると、さらに足の左右差がひどくなったりします。
<足の長さと症状の因果関係>
もちろん、足の長さの違いにも個人差はあります。
「全く歪みが体にない」という方はおそらくいないので、歪みをあまり気にしすぎる必要はないですが、足の長短だけでいえば、2センチ以上差があれば、体になにかしら影響が出やすい状態です。
まれに5センチくらい違う方もいます。
ここまで差があると、坐骨神経痛やひどい腰痛、膝の痛みなど必ずあります。
まっすぐ座っているのもしんどいはずですし、歩き方もとても違和感があります。
でも、ご本人様は違和感は感じていても、そんな歪みがあるとは知らなかった方もいます。
<骨盤はあくまでも骨格の一部>
ちなみに、骨が歪んで変形しているわけではありません。骨盤の関節の歪みはせいぜい2~3ミリです。
しかし、その歪みによって、左右の足やお尻の筋肉が緊張し、足の長さの差となります。
・・・と書いておきながら、これは一般論に近いお話でして、実は、足の長短の原因は骨盤だけではないことが多いのです。
それこそ、首の疲れ、背中の疲れでも現れます。
「骨盤の歪みさえ調整すれば、ダイエットできる」
「骨盤の歪みさえ調整すれば、全ての歪みがなおる」
これは極論です。キャッチコピーとしてはいいかもしれませんが、理論的に考えれば、すぐに誤りだとわかります。
骨盤は重要ですが、あくまでも全身の骨格の一部です。やはり全身調整しないといけません。
姿勢が悪いから歪むのか、歪んでいるから姿勢が悪いのか。
ニワトリが先か卵が先かみたいな話ですが、どちらも正しいですし、人それぞれなのですが、姿勢がいいに越したことはありません。できるところから意識しましょう。
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