【この記事の目次】
1.首の可動域大丈夫ですか?
2.マッサージが効かなので整体へ
3.首コリ、肩こりの施術後のご感想
<首の可動域大丈夫ですか?>
首や肩のコリがある方のほぼすべての方が、首の可動域がいつの間にか悪くなっています。
これは体のどの部位でも同じことが言えます。
筋肉が硬くなると、関節は動かしづらくなるからです。
特に首(頭)は元々可動範囲が広く、意識しやすい場所のため目立ちます。
ある日急に可動域が悪くなる方は、「寝違い」などですが、ほとんどの方が、いつの間にか可動域が狭くなり動かしづらくなっています。
中には、可動域が本来より狭いことに気づかず、狭いことが”普通の状態”として、過ごしている方もかなり多く見受けられます。
首の可動範囲は、屈曲(前に倒す)60度、伸展(後ろに倒す)50度、側屈(左右に倒す)50度、回旋(左右に回す)60度の4種類です。
<顔を上に向ける姿勢が苦手な方が多い>
ちなみに、首をぐるぐる回す運動は、この4つを組合わせたものです。
そして、多くの方が後ろに倒す「伸展」が苦手になります。いわゆる うがいをする姿勢です。
料理やデスクワークや読書や勉強など、人は顔を下に向けて行うものがほとんどのため、筋肉がこり固まり、うがい運動が苦手になります。
例え出来ていても、軽くスムーズではなく「きついけど一応できる」方が多いのです。ストレート頸椎の方もそうなりやすいです。
寝違えている方は、首を動かすと強い痛みがあるので、施術のビフォーアフターで可動域がちゃんと戻ったかチェックしていただきます。
コリがひどくて、可動域が狭くなっている方は、わざわざ施術前にチェックすることは少ないです。
というのは、痛みやコリを根本から取りのぞくということは、可動域も自然に回復しており、施術後、ほとんどの方が、それに自然に気づかれるからです。
<マッサージが効かないので整体へ>
先日初めて来院されたMさま(30代男性)。
デスクワークが多く、家や通勤ではスマートフォンを見ていることも多いせいか、慢性的に首や肩コリがガチガチでつらいということでした。
背中の疲労も強いため猫背となり、余計首や肩に負担がかかっているようでした。
リラク系マッサージには時折寄るそうですが、最近はその効果に疑問を感じ、奥様のご紹介で来院されました。
<首コリ、肩こりの施術後のご感想>
首や肩の関連筋肉はもちろん、姿勢に関わる筋肉を中心にしっかりほぐしました。
首の横や前の筋肉はマッサージ屋さんではなかなかアプローチすることは少ない箇所です。
しかし、こここそ超重要ポイントですので、首の後ろ側も併せて丁寧にほぐしていきます。
首と肩の間のかなり深層筋までコリ固まって、姿勢の悪化や可動域に影響しているのがすぐに分かりました。
「こんなところ見てもらったことないです」とお話されていました。
施術後「いかがですか?」と伺ってみると、首を色々動かしながら「うわーおーすごいな。こんなに首って動くんですね」と驚かれていました。
そのギャップが大きければ大きいほど、コリがひどい証拠でもあるのですが、とても楽になって喜んでくださいました。嬉しい限りです。
中には、可動域うんぬんより肩や首が楽になったことで、十分ご満足されている方もおられます。
そういう方には、その場で首を色々動かして頂いて、可動域が広くなったことを共有して頂いております。
すると、体が楽になったことへの裏付けがしっかりできて、さらにご納得いただくことができるのです。
正しく方法でうがいをすることは、喉のケアに必要不可欠です。
首の可動域を広げ、正常に戻すことは、単に首や肩が楽になり、姿勢が良くなるだけではなく、風邪などの感染症予防にも大切なことなんですね。
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