【この記事の目次】
1.呼吸が浅くなる主な3つの原因
2.施術後、呼吸が深くなった方のご感想
3.肺の働きをスムーズにする整体
4.呼吸が浅くなるのは誰でも起きるもの
<呼吸が浅くなる主な3つの原因>
何度か「呼吸」に関して取りあげています。
それは「私は呼吸が浅い気がする」という方が、結構多いからです。呼吸が浅い原因は3つほど、あります。
①副交感神経の働きが鈍い
②呼吸筋(首、背中、腰などにある)の機能低下
③肺を司る神経の流れが悪い
「あなたはこれだけが原因です」と限定するというよりも、①②③どれも関連していることが基本のようです。
「Aさんは①の要素が大きいですね」「Bさんは②を改善すると良くなりそうですね」
ですね。
今回は③をとりあげてみます。少しだけ専門的ですので、ご興味ある方だけご覧ください。
<施術後、呼吸が深くなった方のご感想>
いつもお仕事の疲労が強く、時折呼吸が浅くなってしまうというFさま(50代女性)。
いつも施術後は、ニコニコでとても喜んでくださいます。
そのFさまが時折、施術直後におっしゃるセリフ。
「あー空気が自然にたくさん入ってくるー!」
夜もよく眠れるそうです。
Fさまの場合、①と②も関係ありますが、いつも③を意識させられます。
人は、背骨の両際から内臓や筋肉などに抹消神経が伸びていて、脳からの命令や臓器からの電気信号が、各部位に流れています。
<肺の働きをスムーズにする整体>
「肺を司る神経」は胸椎(T)の1番~3番です。
カイロプラクティック的な見方です。
基本、臓器の位置と背骨の神経の出どころは近い(例えば、胃は背中の真ん中のT7番)ですが、肺は大きく腰のすぐ上までありますよね。
するとT12番あたりまでという発想になりがち なのですが、肺の神経支配は肩甲骨の間の少し上(T3)~首の下(T1)までがそうなんです。
そこの背骨の際の筋肉がガチガチになっているときは、Fさまに限らずどなたも呼吸が浅くなっています。
この背骨の際の筋肉を緩める必要があるのですが、背骨の際で難しい箇所でもあります。
いわゆるボキボキ矯正で瞬間的に周辺筋肉を緩め、神経の流れを回復させるカイロプラクティック手法も取ることもあります。
そちらの方が手っ取り早いので、そうすることもありますが、当院では、そこをじんわり丁寧にほぐして緩めて関節の動きを回復させる手法がほとんどです。
というのは、背骨など関節の動きは筋肉の影響を受けるので、筋肉をしっかり緩める方を主体にした方が、効果が持続しやすく、戻りにくいのですね。
そして背骨の動きをよくすると、神経の流れも回復していきます。
<呼吸が浅くなるのは誰でも起きるもの>
ふだん呼吸の深さって意識していないものです。
「浅い」と気づかれている方は、自覚されるだいぶ前から浅くなってきているかもしれません。
呼吸の深さを自己チェックするには、やはり深い呼吸がしやすい状況の方が確認しやすいです。
イライラしたり、緊張したり、不安なときは、呼吸は誰でも浅くなりがちです。
入浴中や就寝前など、副交感神経が働きリラックスしやすいシチュエーションにもかかわらず、呼吸がゆったり大きく自然とできていない方は、その原因を一度分析し考えてみてはいかがでしょうか。
①夜寝つきが悪いとか胃腸の調子が悪いなど、自律神経が疲れているかもな
②いやいや私は、首や肩や腰など体のあちこち全身疲労がたまっているんです
③いや、私は完全に背中のコリや張りが酷くて、猫背まっしぐらです
どうでしょう。この3つに当てはまりませんか?
ハッキリ自覚がある方は、ぜひ、一度当院の施術をお試しくださり、もともとできていた「自然な深い呼吸」を体感されてみてください。
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