【この記事の目次】
1.背中の痛みや張りが強い方
2.背中の筋肉は背骨と深い関係
3.背中の緊張がほぐれる効果は様々
<背中の痛みや張りが強い方>
よく「背中が硬くなって張っている」ことを、こんな風に言い表すことがあります。
「鉄板みたい」「板が入っているみたい」「バリバリ」「ガチガチ」。
私の口からは、鉄板とか板とかは失礼に当たるので、決して言いませんが、コッソリ心の中で思っていることもあります。
それこそ「硬い」も失礼になるので、言い方を工夫します。
「背中の柔軟性が全くなくなってしまっています」
「ものすごく張りが強いです」
私からこう言われた方は、かなりの疲れが溜まっていらっしゃると察してください。
ちなみに、先ほどの「鉄板」「板」という表現は、患者様自らお話いただいたことがあるものです。
とても分かりやすいですし、実際触れた感覚も本当にそのようになっています。
ちょっと冗談ぽくなってしまいましたが、患者さま自ら申告くださる方は、自身で気づかれているので、まだいい方かもしれません。
中には「え?そうなんですか?」とご自身の背中の状態が、そこまでになっていることに気づかれていない方も結構おられます。
自覚症状の有無は置いといて、こういう状態の患者様の背中の具体的な様子です。
・背骨の上を順に手の平で押したとき、背骨の柔軟性がなく全然沈まない
・背骨の両側の筋肉(脊柱起立筋など)が指で押しても全然沈まない
これがガチガチで鉄板のような状態です。
背骨も筋肉もそれぞれ押したら、ググっとすこし沈み込むようなバネ感、柔軟性が必要です。
歩く時や仕事や家事や運動など体を動かすときはもちろん、寝るときも柔軟性は必要です。
<背中の筋肉は背骨と深い関係>
では、こういう状態の背中にはどういう施術方法が良いのでしょうか。
背中には姿勢筋と言われる脊柱起立筋の他、非常に多くの筋肉が重なり合い、背骨を支えています。
それらのほとんどが頑固なコリや張りの状態となっているので、それぞれの筋肉のトリガーポイント(ツボ的なポイント)の特徴に合わせて、しっかり丁寧にほぐすことが大切です。
背中の背骨を支える筋肉が深層部までしっかりほぐれてくると、背骨の柔軟性も同時に復活していきます。
すると、うつ伏せの状態でも「あっ背中がすごく楽!」と感じます。
それは背中の張りの自覚症状の有無に関係なく感じることができ、とても喜んでいただけます。
<背中の緊張がほぐれる効果は様々>
背中が柔らかくなり楽になるということは単に筋肉や背骨が元に戻ったということだけではありません。
・呼吸が自然と楽になる
・寝るのが楽になり熟睡できる
・姿勢が自然とキレイになる
・内臓の働きが良くなる
など、背中が柔らかくなるメリットはたくさんあります。
慢性肩こりや慢性腰痛どちらもあるという方は、肩と腰の間の背中も、まず間違いなく張りが強いガチガチ系だと思います。
肩や腰はもちろん、背中が深部まで気持ちよくじっくりほぐされて、スーッとだんだん力が抜け楽になっていく感覚をぜひ味わってくださればと思います。
「私は背中がとにかくしんどい」という方は、あまりひどくなる前に早めにご利用くださればと思います。
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