【この記事の目次】
1.椎間板のメンテナンスって?
2.すべての患者様が対象
3.ヘルニアの予防法と改善法
4.椎間板は今川焼
5.症状を感じないヘルニアもある
6.ヘルニアにならないのが一番
<椎間板のメンテナンスって?>
当院では、椎間板のメンテナンスも行っております。
変性した椎間板は元には戻せませんし、椎間板を筋肉の上から触れて施術することもできません。
では、「椎間板のメンテナンス」とはどういうことかと申しますと、「椎間板への負担をなくすための施術」です。
<すべての患者様が対象>
この施術は、ヘルニアでお困りの方も、全然ないという方も、それこそ腰痛もないという方にも必ず施術に含まれています。
来院されるすべての方が対象になります。肉体の健康のためには必須のためです。
椎間板のメンテナンスは、整体の施術をする上で、必ず自動的に行われているものなのです。
整体は、単に痛みやコリを取り除くだけではなく、椎間板を含めたお体のメンテナンスとしても有効です。
椎間板は、背骨の「椎骨と椎骨の間」にあるストレスを軽減する役割をするクッション的なものですので、どなたにとってもなくてはならない大切なものです。
<ヘルニアの予防法と改善法>
具体的な椎間板のメンテナンス方法です。
腰椎を支えている筋肉がたくさんありますが、その筋肉が張っていたら、ほぐして緩めることです。
とてもシンプルですが、腰椎や椎間板への負担を減らすことができます。
ただ、椎間板を意識して施術するのか、ただ筋肉だけを見て施術するのかでは、全然違います。
椎間板を意識した施術というのは、腰椎の「柔軟性・歪み・可動域」を意識している施術で、ヘルニアの予防になります。
張りや緊張が強い筋肉は、腰椎の椎骨を引っ張り、日常生活の中で知らず知らずのうちに、不必要に椎間板にストレスがかけ続けてしまうので、それを取りのぞくことが大切です。
現在ヘルニアでお困りの方も全く同じです。
ヘルニアの方は、でてしまった髄核は免疫系が処理して無くなる一定の期間、待つのも大事です。
また、さらにヘルニアを悪化させないため、スムーズにキレイな状態に戻りやすくするために、当院では施術を行っております。
<椎間板は今川焼>
椎間板は、よく例えに今川焼があげられます。生地の部分が「繊維輪」というもので、アンコが「髄核」です。
真ん中にあるゼリー状の髄核が外に飛び出してしまうことを「ヘルニア」と言います。
圧倒的に多いのが、腰椎のヘルニアです。
腰椎4番5番あたりが多発地域ですが、頸椎ヘルニアもありますし、件数は少ないですが、胸椎ヘルニアもあります。
<症状を感じないヘルニアもある>
ヘルニアになると、神経性の強い痛みや強いしびれ等が起きてしまいます。
しかし、髄核が飛び出して、ヘルニア状態になったからと言って、痛みやしびれが必ず起きるわけではありません。
「無症候性ヘルニア」といい、自覚症状もなく、普通に生活できる場合もとても多いのです。
<ヘルニアにならないのが一番>
症状がないヘルニアはありますが、ヘルニア状態にならないに越したことはありません。
ヘルニアは、生活スタイルや日常の習慣、慢性的な悪姿勢、加齢、などが主な原因で発生します。
特に、悪姿勢は椎間板の変性の非常に大きな要因となります。
宅配業者や引越し業者は腰椎ヘルニアになる方が多いのは、よく知られています。腰をかがめて重いものを積み降ろししているからです。
アンコ(髄核)が背中側に、何度も何度も移動しようと強く圧がかかった結果です。
このような日常的に椎間板へのストレスが係りやすい職業の方以外も、どなたでもヘルニアになる可能性はあるので、慢性腰痛の方は腰のメンテナンスをされ、併用して適度な運動をオススメしてます。